
患者様の口腔状態はひとりひとり異なります。
そのひとりひとりの患者様と向き合い、最良の治療を提供するためには、マニュアル化された治療では対応できない症例が多々あります。口腔状態・生活環境・希望など、一つとして同じ治療はありません。
私たちは、患者様ひとりひとりと向き合い、口腔内を診て思考し、自問自答して、最良の治療の答えを出せる歯科医師を育てます。
理事長木村は、学生時代に埼玉県内の有数の歯科医院にて、歯科助手としてアルバイトの経験があります。治療ができない状況だからこそ得られた患者様の想いがあり、その経験は治療ができる歯科医師になってからも大いに役に立っているとのこと。マニュアル化された治療も確かに必要かもしれませんが、それ以上に患者様の想いに共感し、ひとりひとりに治療計画を立てていくことが重要です。
私たちが目指す歯科医師像としては、患者様に信頼される歯科医師でありたいと思っています。そのためには、患者様の希望に寄り添うことが必要です。しかし、患者様の希望=最良の治療ではありません。
初めて来院された患者様に何をもって信頼していただくか、所作のひとつひとつや、声のトーン、距離感、さもすればクリニックの外観や、受付での対応、クリニックの清掃状況などにも左右されます。
正確な検査・診断を行い、初期治療についての説明、初回診療での痛みの除去、迅速な主訴の解決、将来的に起こりえる問題点の提起、将来的によい口腔環境を維持するためにどうすればいいか患者様と一緒に考えること。
これらのすべてをより高いレベルで提供しつづけるには、治療だけを学べばいいわけではないと理解していただけると思います。
成長イメージ
1年目
1年目のDrは、研修先により大きく技術に隔たりがあるため、状況を確認しながらスキルアップを図っていきます。できる方には予定を前倒して進めていきます。一般的な保険診療は半年程度で身に着けていただき、最低でも1年で難抜歯なども含めた保険診療全般と、単冠の自費診療は着手していただきます。
研修においては、理事長が担当するため、東京都調布市の木村デンタルオフィス仙川にて行われます。
一般診療全般がお任せできるようになりましたら、勤務地について相談しましょう。
<1か月目>
法人研修 接遇・Drアシスト等の確認
模型による実習の確認
<2か月目>
【アシスタントDr】
指導医の元、少しづつ患者を担当
1日あたり2~3人。
<3か月目>
指導医の元、60~90分単位でアポイント
1日当たり7~8人。
<4か月目>
1日10人程度の診療
モデルケースにて単冠の自費補綴にも着手。
*モデルケースとは新人Drであることをご了承いただいたスタッフやその家族に対し安価に自費補綴を行うこと。
<6か月目>
枠外の新患・急患に対応
埋伏抜歯・難抜歯
<8か月目>
保険診療全般を一人で行えるようになる
2年目
2年目以降は、治療の精度を上げて、より高い治療技術を身に着けるとともに、診断力を高めていただきます。
患者数もスキルの状況をみて1日15名ほど診療にはいっていただきます。指導担当から離れることになりますが、同日には必ず他の先輩ドクターが勤務しておりますので、わからないことがあったらなんでも質問してください。
インプラントの技術習得についても着手していただきます。
インプラントベーシックコースを受講していただき、指導医のインプラントオペに5症例アシストで入ります。
指導医の元、自らオペレーターになっていただき3症例診療を行います。
3年目
3年目以降は、患者数は1日20名以上、簡単な症例であればインプラントオペを一人で行えるようになっていただきます。
4年目以降
分院長・副院長などへステップアップしていただきます。